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古書である点御理解下さい。
立命館アジア太平洋大学(APU)学長・出口治明氏、大絶賛!
「ビジネスには、人間と社会に対する深い洞察が欠かせない。
その意味で、本書は疑いなく、今年度最高のビジネス書の1冊であると考える。」(誠ブログ2013/8/29)
生物と同様に、社会システムは「同一性」と「変化」に支えられている。
だが、この二つの相は本来両立しない。
社会心理学はこの矛盾に対し、どのような解決を試みてきたのか。
影響理論を中心に進められる考察は、我々の常識を覆し、普遍的価値の不在を明らかにするだろう。
本講義は、社会心理学の発想を強靱な論理とともに伝え、「人間とは何か」という問いを読む者に深く刻み込む。
目次
第1部 社会心理学の認識論
科学の考え方
人格論の誤謬
主体再考
心理現象の社会性
第2部 社会システム維持のパラドクス
心理学のジレンマ
認知不協和理論の人間像
認知不協和理論の射程
自由と支配
第3部 変化の謎
影響理論の歴史
少数派の力
変化の認識論
第4部 社会心理学と時間
同一性と変化の矛盾
日本の西洋化
時間と社会