乙川優三郎★夜の小紋★ 講談社文庫 EasyPaymentIcon

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★商品説明★ 乙川優三郎著 「夜の小紋」 講談社文庫

      2002年 2月 文庫初版
     定価    448円+税  215頁
★著者略歴★  1953年、東京生まれ。千葉県立国府台高校卒。内外のホテル勤務。1996年「藪燕」でオール讀賣新人賞。1997年「霧の橋」で第7回時代小説大賞。1998年「喜知次」が直木賞候補。2001年「五年の梅」で第14回山本周五郎賞。2002年「生きる」で第127回直木賞。2004年「武家用心集」で第10回中山義秀賞を受賞。2013年、第40回大仏次郎賞を受賞。
★作品内容★  人生に流され、それなりの年を迎えたとき自分の人生を振り返る。今までの人生は何だったのだろうか?人生再出発の物語。
 「芥火」世話してくれた旦那が亡くなったとき、かつ江は身の振り方に迷う。まだ若いと思ってはいるが、この先何年過ごせるのか。新しい一歩を踏み出す。「夜の小紋」実家を引き継ぐことになった次男だが、甥が成長して自分の居場所を失ったときに、思い出すのは若いときにのめり込んだ小紋の染付け。「虚船」身内に頼られ、一生懸命生きた幼い時、そして結婚してもやはり自分の生き方をしていないと思っていた。六十を過ぎて一人暮らしをし、2合の酒をゆっくり飲みながら人生を振り返る。「柴の家」17歳で旗本の養子に入り、家を護るだけのために生きていた男が、ある日陶芸の父娘に出会う。息子が17歳になったとき取った行動は。「妖家」留守がちな仏師の夫の居ない家で、虚ろな家を護る妻は迷う。
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