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槐は、マメ科の落葉広葉樹。中国では、唐代に三本の槐を植えて宮廷高官である三公(太師・太傅、太保)の座位を示し、以来、権威と出世を象徴する樹とされてきました。日本には仏教伝来の頃に薬木として渡来、槐という文字が示すように槐の木でお面を彫刻し鬼門に置き魔除けとしていた縁起木です。のちに「延寿」という字が当てられ、長寿や・安産の御利益がある縁起のよい「幸せを呼ぶ樹」として珍重されてきました。木質は硬く耐久性にすぐれ、美しく重厚な木目には独特の風情があり、古くから貴重な高級銘木として寺社建築の装飾や伝統工芸に用いられてきました。ペン先は安定性と弾力に富み、万年筆ならではの書き味が楽しめる18金の大型サイズです。