◆◆◆田中角栄その巨善と巨悪　日本経済新聞社◆◆◆



（発行年月日）1998年5月15日
（著者）水木　楊
（定価）1728円
（ページ数）346ページ


（目次）簡単に記載致します。ご参考になさって下さい。


【田中角栄その巨善と巨悪】
　時代は、
戦後日本の光と影を象徴する政治家、田中角栄。彼の権力の頂点に登らせ、そして破滅させた原因とは何だったのか・・・破天荒な男の、疾風怒涛の生涯。
　「熱」を求めていた


【第一章】峠を越えて
○コンプレックスに勝つ方法
○武者ぶるい
○門前払い
○十九歳の社長
○死線
○出馬


【第二章】田中社会主義
○初当選
○疑獄初体験
○トップ当選の謎
○毛沢東流
○でかすのが政治
○役人もびっくり
○三十九歳の大臣
○金づくりの手品
○義兄弟


【第三章】天下をねらう
○クーデター
○幹事長
○ベストセラー誕生
○ライバル
○「一寸先は闇」
○金の渡し方
○永田町のカサノバ
○絶妙なボール
○参議院を押さえよ
○その手は食わぬ
○決戦


【第四章】一気？成
○人気上々
○キーパーソン
○丁々発止
○ダァーと言ったプレジネフ
○狂乱物価
○ついに退陣


【第五章】大義消滅
○逮捕
○盟友のために
○追い詰められて
○裏切り


　「みなさん、新潟県と群馬県の境に三国峠があるでしょ。あれをダイナマイトで吹っ飛ばすのであります。そうしますと、日本海の季節風は太平洋側に吹き抜けて越後には雪が降らなくなる。みんな雪で苦しむこともなくなる。出てきた土砂は日本海に運んでいって埋め立てに使えば佐渡とは陸続きになるのであります」人々は、笑いころげて拍手した。



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（2017年 4月 22日 5時 43分 追加）
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