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ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて
安田浩一 著
講談社、2012年第3刷
●内容紹介
「ゴキブリ在日を叩き出せ」と過激なスローガンを叫ぶネット右翼。彼らをそこまで駆り立てるものは?
聞くに堪えないようなヘイトスピーチを駆使して集団街宣を行う、日本最大の「市民保守団体」、在特会(在日特権を許さない市民の会 会員数約1万人)。
だが、取材に応じた個々のメンバーは、その大半がどことなく頼りなげで大人しい、ごく普通の、イマドキの若者たちだった・・・・・・。
いったい彼らは何に魅せられ、怨嗟と憎悪のレイシズムに走るのか。
現代日本が抱える新たなタブー集団に体当たりで切り込んだ鮮烈なノンフィクション。
●目次より
第1章 在特会の誕生
過激な“市民団体”を率いる謎のリーダー・桜井誠の半生
第2章 会員の素顔と本音
ごくごく普通の若者たちは、なぜレイシストに豹変するのか
第3章 犯罪というパフォーマンス
ついに逮捕者を出した「京都朝鮮学校妨害」「徳島県教組乱入」事件の真相
第4章 「反在日」組織のルーツ
「行動する保守」「新興ネット右翼」勢力の面々
第5章 「在日特権」の正体
「在日コリアン=特権階級」は本当か?
第6章 離反する大人たち
暴走を続ける在特会に、かつての理解者や民族派は失望し、そして去っていく
第7章 リーダーの豹変と虚実
身内を取材したことで激怒した桜井は私に牙を向け始めた・・・・・・
第8章 広がる標的(ターゲット)
原発、パチンコ、フジテレビ・・・・・・気に入らなければすべて「反日勢力」
第9章 在特会に加わる理由
疑似家族、承認欲求、人と人同士のつながり・・・・・・みんな“何か”を求めている
ほか
●状態
図書館のリサイクル本です。
そのため、カバーシュリンク、押印、ラベル貼付などがあります。
それら以外は中古本として並みの状態です。
書き込み等はなく、読むには支障ありません。