日本語歌詞対訳付き!
廃盤
4CD
ワーグナー:
『パルジファル』全曲
ショルティ指揮
ウィーン・フィル、
コロ、
ルードヴィヒ、
フィシャー=ディースカウ、
ホッター、
ルチア・ポップ、
キリ・テ・カナワ、ほか
芸風に落ち着いた風格が出てきた時代のショルティによる名盤。主役たちに個性豊かな声の持ち主を揃え、
花の乙女にまでルチア・ポップやキリ・テ・カナワを起用するという、まさに当時のデッカならではの贅沢な企画です。
一方の主役、ウィーン・フィルもさすがで、数ある《パルシファル》の全曲盤中、オーケストラの表情の豊かさ、美しさはあるいはこれが一番かもしれません。
《聖金曜日の音楽》など、その繊細なバランスや歌わせ方のうまさはまさに絶品です。
もちろんドラマティックで激しい部分では、ショルティの持ち味が強く発揮されており、《場面転換の音楽》での盛り上がりやクリングゾールの場面なども圧倒的。
真にオペラティックで、雄弁をきわめたオーケストラ・サウンドだと言えるでしょう。
ルネ・コロ(パルシファル)、
クリスタ・ルートヴィヒ(クンドリー)、
ハンス・ホッター(ティトゥレル)、
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(アンフォルタス)、
ゴットロープ・フリック(グルネマンツ)、ゾルターン・ケレメン(クリングゾール)、ロバート・ティアー(第1の聖杯騎士)、
ヘルベルト・ラクナー(第2の聖杯騎士)、ロートラウト・ハンスマン(第1の小姓)、マルガ・シムル(第2の小姓)、
ハインツ・ツェドニック(第3の小姓)、エーヴァルト・アイヒベルガー(第4の小姓)、
ルチア・ポップ、アリソン・ハーゲン、アン・ハウエルズ、キリ・テ・カナワ、ジリアン・ナイト、マルガリータ・リローヴァ(花の乙女たち)、ビルギット・フィニラ(アルト独唱)
サー・ゲオルグ・ショルティ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
ウィーン国立歌劇場合唱団、
ウィーン少年合唱団(合唱指揮:ノルベルト・ヴァラチュ)
1971年12月、1972年3月、クリストファー・レイバーンのプロデュース、ケネス・ウィルキンソン&
ゴードン・パリーのエンジニアリングによる
ゾフィエンザールでの優秀録音です。
国内盤
日本語歌詞対訳付き
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