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中野義仁は「三代目・彫よし」を名のる彫師。彼のからだには、初代、二代目、そして自分自身が受け継いで仕上げた「彫よし流総身彫り」の刺青が極彩色に輝く。
少年時代に肌絵の怪しい魅力にとりつかれ、この世界に入った義仁。そこには幾多の困難が待ち受けていた。
"機械彫り"を駆使した外国勢は日本の職人技に急追をかける。
謎につつまれた世界を、実在の主人公を通して克明に描いたノンフィクション・ノベル。
彫師―"タトゥー・アート"の世界
(イースト文庫 え 1-1)
発行日 1993年7月30日 第1刷発行
著者 円つぶら
発行所 株式会社 イースト・プレス
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