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矢田 喜美雄
謀殺 下山事件
連合軍占領下の昭和二四年七月六日、午前零時二〇分頃。東京郊外、常磐線下りレール上で一人の中年男性が、列車に轢断された。初代国鉄総裁、下山定則氏であった。当時国鉄は十万人規模の首切りの最中であり、総裁の死は「戦後最大の謎」と言われた。本書は、当時新聞記者だった著者が、徹底した取材を積み重ね、その謎の真実を追究した第一級のドキュメントである。
総裁は五日の朝、車で自宅を出て日本橋・三越に立ち寄ったあと消息を断っていた。その日は、国鉄従業員十万人の大量首切りが発表された翌日であった。総裁は自殺したのか?殺されたのか?その真相はいまだ解かれぬ謎のままである。新聞記者だった著者が真実を追究し書き上げたドキュメント。
目次
第1章 総裁怪死
第2章 事件の背景
第3章 自殺・他殺をめぐる論争
第4章 長い血の道
第5章 ヌカ油と色素のナゾ
第6章 他殺捜査は手足をもがれて
第7章 警視庁の「事件捜査報告書」
第8章 事件をめぐる秘話
第9章 謀殺情報
第10章 事件の真実にいどむ
レビューより
下山事件は国鉄三大ミステリー事件として記憶されているが、裏に旧軍特務機関の残党やGHQ 等が関わっていると言われ、当時の共産主義者が蔓延っていた労働組合をターゲットにしたものだと言われているが、作者が実際に取材して得た物であるため、リアリティーが高い。読むと時間を忘れてしまう。仲代達也主演で映画化もされている秀作だと思う。
敗戦の混乱期、日本がまだ占領下にあった時代に起きた最大の怪事件。本の内容そのものは第一級のドキュメントにして類い稀な力作です。謀殺の真相についてはほぼ作者が推察した通りと思われるが、肝心の動機と黒幕については「占領軍が計画して日本人が工作した」として真相をぼかし気味にしているのは占領下における闇の圧力ゆえか?
下山事件では、東大法医の解剖で下山総裁の遺体には300箇所以上の傷があるにもかかわらず生体反応がなく、死後轢断、すなわち暴行で殺されたあと轢断されたと断定されたにもかかわらず、GHQの意を受けた警視庁捜査一課は自殺ときめつけている。