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小民芸の盆として大変人気の高い我谷盆です。我谷盆は石川県の我谷村で産した物で、屋根材の栗のへぎ板を冬場に職人が土産物として作ったのが始まりとされています。屋根材のサイズのままで彫り上げたため一番古手の物は小振りな長方形です。こちらは丁寧なのみ痕、角の面取、底部の手斧痕など特徴を備えていますが高さがが若干低く立ち上がりの内側の彫りが四隅のみなので若干下って明治に入っているように思います。明治期に底部に丸鋸痕が残るようになる物よりは古手です。縁にわずかに浅く削れたような所が1か所ありますが他に目に付く傷みはありません。使った分だけ確実に味わいの増す人気の我谷盆を特別出品です。・幅18×26センチ・高さ2.2センチ・幕末〜明治初期 ※新規の方、評価の悪い方の入札は取り消す場合があります。商品到着後は速やかに取引ナビの受取連絡を入れて下さい。