原発事故、放射能、ケンカ対談 副島隆彦武田邦彦 全学連世代理系の武田氏と、全共闘世代文系の副島氏の「ケンカ」である!! FreeshippingIconNewItemIconBuynowIconEasyPaymentIcon

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原発事故、放射能、ケンカ対談 副島 隆彦, 武田 邦彦

今の基準(20ミリシーベルト/年)は、安全か?危険か?事故の責任、1ミリシーベルトvs100ミリシーベルト問題、激突、対立しっぱなし。

目次
第1章 原発事故の責任は誰にあるか
第2章 「1ミリシーベルト/年」問題
第3章 「原則」か「現実」か
第4章 専門家の意見はなぜ分かれたのか
第5章 原発の安全問題と将来
第6章 個人の健康と社会の復興

レビューより
全学連世代理系の武田氏と、全共闘世代文系の副島氏の「ケンカ」である。両者の系統の特徴がよく出ている。文系の副島氏は、流石に舌鋒は鋭く、噛みつくレトリックは一流である。いささか品位に欠け、論理は理系から見れば破綻どころではなく初めから存在しないが。理系武田氏は、思わぬところから出てくるパンチを避けるのに閉口しているように見える。当然ながら噛み合わない。両者に言えるのは、特に副島氏に言えるのは、データの線引きをすることの愚かしさと、その根拠についての疑いを全く持って居ないことである。線引き足切りは、入学試験だけは仕方ないが、ほかの世界では一応の目安という程度のものであろう。それを敢えて葵の印籠のごとく振り回している愚かしさに気が付かない。今政府は全共闘世代の真っ盛りだし、中枢はその連中に握られている。この国の行政も言論もその世代が中心である。なんとかしてくれと叫びたくなる。その気分を補強するような本である


この本を読んで感じたのは、事故の影響のとらえ方は専門家でも非常に違うのだということ。
副島氏は、まったく専門家ではないがそれでも私たちが聞きたいことを対談の中で、武田先生に非常にしつこく聞いてくれている。

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