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LUXMANの名品パワーアンプLUXKITA3600を整備しました。オリジナルのLUXMAN開発の大型3極出力管8045Gを搭載したオリジナル仕様です。
キット製品ながら入手時は配線・半田付け技術はプロ級のレベルでした。
同じくLUXMAN開発の高電圧ドライバー6240Gを搭載し、真空管は中古ながらゲッターも問題なく元気に作動していると思います。
50W仕様の迫力と繊細さを兼ね備えた音を奏でてくれます。
整備内容)
●劣化がみられるコンデンサ類、整流ダイオード類の交換
・カップリングコンデンサは音質で定評のあるVita-Qオイルコン
●真空管ソケット全交換(2種計7個)
・接触不良によるトラブル要因の可能性大
●劣化がみられる入出力端子(スピーカー端子、RCA入力端子)全交換(2種計10個)
・スピーカー端子はバナナプラグ対応
●劣化がみられる電源コード、ツマミ3個新品交換
●外観、内部クリー二ング
・取り切れないキズ、汚れはありますが、大変きれいな状態になりました。
調整・テスト)
●マニュアルに基づく回路電圧チェック
●バイアス調整
・音質に影響のない範囲で出力管にやさしく深めに設定
●音出しテスト
・整備後計約5時間程度ランニング試聴し、ノイズも皆無で安定して動作しています。
仕様)以下をご参照願います。
その他)
●初期不良については無論ながら送料も含め無償で対応させていただきます。
●その後もご希望により末永く実費程度のメンテナンス対応をさせていただきます。
~将来的に入手難の8045GについてはKT88(6550)仕様に変更改造も対応可能です。
熱暴走の可能性について質問がありましたので以下説明します。
8045Gはかなり発熱量が大きくかつ管間隔も少なくその可能性は否定できません。熱いこの時期はエアコン必須ですが、むしろアンプの空間(上部)と風通しへの配慮が大事だと思います。過去3台本アンプのメンテをしましたが、熱暴走の経験はありません。