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文庫です。 きれいなほうです。
ちょっとした気持の行き違いで長いこと途絶えてしまった人と人との愛情が、またふとしたことから甦る。10年も20年も離れていた婚約者同士が、ついにお互いの存在を再確認する――。
1908年の刊行以来、アンの物語は広範囲の読者の心を捉えてきたが、この第4巻ではアンから少し離れて、彼女の周囲の素朴な人たちが愛ゆえに引き起す、様々な出来事をユーモラスに描き出す。人生が愛しくなる12篇。
【目次】
1 奮いたったルドビック
2 ロイド老淑女
3 めいめい自分の言葉で
4 小さなジョスリン
5 ルシンダついに語る
6 ショウ老人の娘
7 オリビア叔母さんの求婚者
8 隔離された家
9 競売狂
10 縁むすび
11 カーモディの奇蹟
12 争いの果て
解説 村岡花子
本文より
しかし、(エイベル爺さんは)きょうは空を見てはいなかった。そのかわりに台所の黒い、ほこりだらけのたるきを見つめていた。たるきには干し肉や、紐に通した玉葱や、薬草の束や、釣道具、銃、毛皮などがつるしてあった。
しかし、それらのものはエイベル爺さんの目にはいらなかった。その顔は天国の悦楽と地獄の苦痛よりなる幻を見る人のそれであった。エイベル爺さんは自分がそうなっていたかもしれない姿と――現在の自分の姿とを見ていたのである。……(3「めいめい自分の言葉で」)
ルーシー・モード・モンゴメリ Montgomery,Lucy Maud(1874-1942)
カナダ、プリンス・エドワード島生れ。1歳9カ月で母と死別、祖父母に育てられ教師になったが、30歳で書き始めた『赤毛のアン』のシリーズが熱狂的な人気を呼んだ。美しい島の自然を背景に、アン・シリーズのほか、より自伝的なエミリーのシリーズなどの小説、詩集、日記を残し、国内外で多数の読者の心を捉えた。
村岡花子(1893-1968)
山梨県生れ。東洋英和女学院高等科卒。モンゴメリの作品のほか、『王子と乞食』(M・トゥェイン)『母の肖像』(P・バック)『少女パレアナ』(E・ポーター)などの翻訳が高く評価されている。子どもニュース番組の「ラジオのおばさん」としても親しまれた。