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平凡社/1980 初版1刷/144P
力メラ:大村次郷
眼前にマルマラ海、そこから帯のようにのびる
ボスポラス海峡、新旧両市街を分ける金角湾。
それらの海に囲まれた丘の上にトプカプ宮殿や
聖ソフィア寺院やブルーモスクの丸屋根と尖塔
が浮かび上がる。ヨーロッパとアジア両大陸に
またがる町。
ビザンチン、オスマン両帝国1600年の首都。
文明の十字路に栄えた世界の都は不思議な混淆
が支配する。
【目次】
カラー
いつも翔んでるインスタンブール
ビザンチンの栄光を求めて
スルタン=カリフ制の偉容が物語る。
そして、現代が息づいている
本文
超〈千年の都〉
時空を通じての国際都市
揺籃のイスタンブール
何ごとのおわしますかは…
咽喉切り屋
妖麗なるものの腐臭
精兵たちの陰に
状態:三方にヤケ、カバーにヤケ・スレ・ヨレ・
小キズ・くもりなど、相応の経年感あり。