
| 児童書、絵本 [日本の昔話](常磐色) |
| 本品のタイトル | 「かさじぞう」 瀬田貞二 (再話), 赤羽末吉 (画) |
| 本品のキャッチコピー | 読んであげるなら4才から、自分で読むなら小学校初級むき |
| 発行出版 | 2002年6月5日75刷 発行 福音館書店 |
| 本品の体裁 | 20ページ 27 x 20 cm カバーなし |
| ISBN-13: | 978-4834000719 |
| 本品の内容 | 編み笠を作って暮らしているじいさんは、正月の餅を買うために、笠を五つ持って町に売りに出かけましたが、さっぱり売れません。そのうちに日が暮れて雪も降ってきたので、しかたなく戻ってくる途中、野原に立っているお地蔵さまに雪が積もっているのを見て、持っていた笠を全部かぶせてあげました。翌朝、どこからか橇引きの声が……。赤羽末吉の最初の絵本。 出版社からのコメント 昔話絵本の第一人者である赤羽末吉さんのデビュー作です。当時、赤羽さんの「日本の子どもに日本の雪の美しさを見せたい」という強い思いに触れた編集者が選んだのは、「笠地蔵」の物語でした。昔話を再話するにあたっては、独特の美しい語り口で子どもたちに物語を伝えることのできる瀬田貞二さんにお願いしました。赤羽さんは雪を描くことへの思いについて、中国大陸から日本へ戻ってきた際、日本の美しさの中に、湿気の美しさ、陰りの美しさがあると気づき、その日本のシメリを、本作品で表現したかったと語っています。それは、終戦を中国大陸で迎え、日本にもどってきた赤羽さんだからこそ感じ取ることができた、日本の風土に根づいた雪でした。 読んであげるなら:4才から |
| 本品の程度 | 本体は比較的きれいです。 |