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ロベルト・ベニーニ(監督、脚本、出演),ニコレッタ・ブラスキ(製作、出演),ジャン・レノ,トム・ウェイツ(作曲、出演)
販売会社/発売会社:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
発売年月日:2007/07/04
JAN:4959241933874
メディア形式:DVD
規格品番:VWDS3387
2003年、イラク戦争開戦直前のローマ。大学教授で詩人のアッティリオは、詩集「The Tiger and the Snow」を出版し、高い評価を得ていた。そんなアッティリオは、ある女性に心を奪われていた。毎晩、トム・ウェイツの歌声が流れる月夜の教会で愛する彼女と結婚式を挙げる夢を見るのだ。彼女の名はヴィットリア。アッティリオが、狂おしいほどに愛し続ける、たったひとりの愛しい人。現実の世界では彼女との間にふたりの娘をもうけているが、アッティリオの浮気が原因で別居中だ。ヴィットリアは、行く先々に現れては、彼女の幸せを約束し、一方的に想いを伝えるアッティリオにうんざりしていた。「僕たち、ずっと一緒に暮らさないか」―そう言うアッティリオに、「ローマに雪が降って、その中で虎を見たら、一生あなたと暮らすわ」とはぐらかすのだった・・・。伝記作家であるヴィットリアは、アッティリオの友人で著名なイラク人の詩人フアドの伝記を執筆中だ。アッティリオと久しぶりに会った詩人フアドは、祖国の苦難に際し、18年間住んだパリを離れ、バグダッドへ帰る準備を整えていた。ある日の深夜、アッティリオのもとに、突然、電話が鳴り響いた。それは、バグダッドへ帰ったフアドから、伝記を仕上げるためにイラクに滞在していたヴィットリアが、イギリス軍とアメリカ軍による最初の爆撃で負傷し、意識不明の重体だという、予想もしなかった悪い知らせだった・・・。