| ★商品説明★ | 乾くるみ著 「カラット探偵事務所の事件簿1・2」 PHP文芸文庫 「カラット探偵事務所の事件簿1」 2011年 9月 文庫9刷 「カラット探偵事務所の事件簿2」 2012年 8月 文庫初版 定価 各巻 648円+税 355頁、333頁 |
| ★著者略歴★ | 1963年、静岡市出身。静岡大学理学部数学科卒業。1998年第4回メフィスト賞受賞の「Jの神話」でデビュー。「イニシエーションラブ」などヒット作多数。 |
| ★作品内容★ | <1> 新聞社記者の激務で体を壊した俺・井上は、高校時代の友人が立ち上げた探偵社の調査員となる。資産家三男の古谷にとっては赤字覚悟の趣味だ。テナントの入るビルの6階にこれまた趣味満載の事務所、”謎解き専門!あなたの頭を悩ます謎をカラっと解決いたします”。本格や、探偵小説向きには向かないが、ホームズが好きなら嵌まるかも。「卵消失事件」とにかく浮気調査なぞしないところに舞いこんだのが浮気調査の依頼。残されたメールから真相を探る。解説にあるように、もう一度前に戻って読み直す。「三本の矢」豪邸に刺さった三本の矢に隠された謎。これも解説を読まなければさらに隠された、作者の仕掛けに気が着かないで読んでいただろう。だけど気がついてどうだというところだが、この辺は作者のこだわり。「兎の暗号」祖父が残した和歌に隠された暗号解読。これはマニアックだが、すごい。「別荘写真事件」残された写真から、行方不明の父親を探す。「怪文書事件」団地に配られた怪文書。その真相は。思わず助手の井上が叫ぶ。「三つの時計」これは、時系列を遡ったり、戻ったり、久しぶりに電話が有った中学以来の友人から結婚式の招待状が届く。披露宴後、新婦の父からの謎解きが依頼されるのは、まあ普通どおりの展開だが。ラストの筋書きは、予想外。作者にしてやられた。 <2> 今回も謎解き専門の探偵社の、暇な日常を描く。資産家の3男坊で、オーナービルの管理人をかねての事務所だから、かかるのは”俺”の給料ぐらいだから、そこそこに依頼人が現れれば、いいのだが、それにしても暇だ。「小麦色の誘惑」従妹の高校三年生の男子に依頼された謎。兄のマンションで寝ているうちに、腕にハートマークの日焼けが。心ときめくが。「昇降機の密室」オーナービルのメンテナンス中に起こった事件。下の貝を締め出された住人が留守中に盗難したものとは。”俺”で無くてもぞっとする。「車は急に」駐車場で起こった事故の真相は。「幻の深海生物」ネットに載っていたクイズを解き明かして欲しいという。「山師の風景画」30年以上も音信不通だった弟から突然送られてきた油絵。資産家の兄は、山師の弟がそこに財宝のありかを記していたのでは無いかという。「一子相伝の味」下町の食堂。最近底のソースが評判で人気が出るが、先代が交通事故で亡くなったため、そのレシピが伝えられていないという。「つきまとう男」今回もオーナービルの入居者の一軒のホステスからの依頼。ストーカーの正体を突きとめてというのだが。味のある締めくくり。 |
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| ★出品者から★ | 他にも多数出品しています。ぜひそちらも見てください。 個人の蔵書なので、すべて一読はしています。すべて自分で読むために購入した本です。 経年劣化などはご理解ください。 |
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| 宅配名 | 条件・サイズ | 料金 | 注意点 |
| クリックポスト(JP) | 厚さ3センチ。厚さを超えなければ割安。 | A4サイズまで、一律164円。同サイズ文庫4冊まで同梱可。 | 補償無し。 |
| ゆうメール(冊子小包) | 重さによって料金が変更 | 1㎏まで450円、2kgまで560円、3kgまで710円。 | 縦横高さ合計70cm、3㎏まで。補償無し。 |
| ゆうパックなど宅配便 | 従量制、配達地によって料金が変わる。 | 大体690円~と見ていい。 | まとめて送るのには割安。配達時間指定あり。 |