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右翼ポピュリズムのディスコース―恐怖をあおる政治はどのようにつくられるのか(ルート・ヴォダック,明石書店2019年初版1刷)
石部 尚登 (編集, 翻訳), 野呂 香代子 (編集, 翻訳), 神田 靖子 (編集, 翻訳)
出版社 : 明石書店 (2019/10/10)
ソフトカバー,21cm : 436ページ
ISBN- : 4750349054
ISBN- : 9784750349053
「他者」を否定し、排除する修辞を暴く
排外主義、外国人嫌悪、人種主義、反ユダヤ主義・・・・・・。欧米における右翼ポピュリスト政党の台頭とその常態化について、批判的談話研究の手法をもちいて詳細かつ精緻に分析する。
■ 「序文」より(抜粋) ■
毎日、朝刊を開くと、大きな見出しが目に飛び込んでくる。直近に起こった特定の右翼ポピュリスト政党による刺激的な挑発的言動や、あるいはヨーロッパの各国議会選挙や地方選挙でのそうした政党の勝利について述べたものである。最近の右翼ポピュリスト政党の隆盛やディスコースを通した目立った動きは際限なくつづくようにみえる。
本書はそうした政党が政治的景観の周辺部から中心部へいたった軌跡、もとはといえば冷笑され軽んじられてきた非主流政党から、(比喩的にみて)全般的に右寄りの傾向を示す中心部へと変容していった航跡を理解し解説するという試みを提供するものである。
現今、ナショナリズム的で、外国人嫌悪、人種主義的、反ユダヤ的修辞の常態化が目につく。それは主として「恐怖(fear)」と結びついている。つまり、変化の恐怖、グローバル化の恐怖、福祉の喪失の恐怖、気候変動の恐怖、性別役割変化の恐怖である。
■ 推薦の言葉 ■
ヴォダック教授のこの新刊書は人種差別、反ユダヤ主義、外国人嫌悪、家父長制についての長きにわたる優れた研究の軌跡の延長線上にある。本書は、ヨーロッパにおける極右のイデオロギー、政策、政治の拡大する影響のディスコース的、社会的なメカニズムを詳細にわたって解説しており、とりわけ昨今の時流にはタイムリーなものである。最高の批判的談話分析である。
─テウン・A・ヴァン・デイク(ポンピュー・ファブラ大学)
これは優れた本である。ルート・ヴォダックは広範囲に及ぶ国々、右翼政党と政治ジャンルを網羅しながらも、詳細や綿密な分析にも心を砕いている。政治学や批判的談話分析の研究者、学生にとっての必読書である。本書をいくら強く推薦してもしたりないほどである。
─ジョン・リチャードソン(ラフボロ大学)
ルート・ヴォダックのタイムリーな新刊書は政治的にも知識の面でも重要である。詳細な言語分析と見事に深い政治的洞察を用いて、ヴォダックは今日の右翼ポピュリストのストラテジー、レトリック、ごまかしを徹底的に調べ上げている。ヨーロッパとアメリカにおける昨今の政治傾向にうんざりしている人はみな本書を読むべきである。
─マイケル・ビリッグ(ラフボロ大学)
ヨーロッパの右翼ポピュリスト政党は、自分たちの『正常性(日常性)』をむきになって主張しているが、それが特別なものではなくなった結果、彼らの言うことを信じる気にさせられている人が多くなっている。この文脈で、ヴォダックはトレードマークとなっている厳しさと厳密さでもって、何が彼らのディスコースをユニークなものにし、ライバルとは違ったものにしているかにすばらしい洞察を与えている。スケープゴートおよび『無知の傲慢』の言語的構成についての説得力ある分析は、右翼過激主義に対する我々の理解にこれからも長く影響を与えるであろう。
─マイケル・ブルーター(ロンドン大学経済・政治学部)
■ 内容構成 ■
最近の欧米の右翼ポピュリズムのうねり ─日本の読者のみなさまへ
第1章 ポピュリズムと政治 ─規範とタブーを侵す
1.1 右翼ポピュリズムのミクロ政治を分析する
1.2 恐怖を生み出す ─排除の政治を正統化する
1.3 ポピュリズムという概念
1.4 「なんでもありだ! 」 ─いかに挑発とスキャンダル化がアジェンダを決定するか
エピソード1 否定の政治 ─「ダビデの星はない」
1.5 右翼ポピュリスト政党の永久運動
1.6 「恐怖をあおる政治」を構築する
第2章 理論と定義 ─アイデンティティの政治
2.1 分類と定義
2.2 右翼ポピュリズムの台頭
2.3 選挙における成功を概観する
2.4 アイデンティティの政治─排除の政治
エピソード2 全体主義の経験 ─過去の扱い
エピソード3 欧州懐疑論と欧州アイデンティティ
2.5 まとめ ─アイデンティティの政治の常態化
第3章 境界と国民を守る ─排除の政治
3.1 ディスコース、ジャンル、右翼ポピュリズムのアジェンダ
3.2 ディスコース・ストラテジーと排除の論証
3.3 安全保障に訴える─排除を正当化する
エピソード4 ヒェールト・ウィルデルスとヨーロッパにおける
3.4 人種主義の否定─ 免責、否定、正当化のストラテジー
エピソード5 イェルク・ハイダーと過去の政治 ─計算された両義性
3.5 両義的な謝罪
エピソード6 ハンガリーにおける反ユダヤ主義 ─被害者と加害者の逆転
3.6 まとめ─ 恐怖をあおるミクロ政治
第4章 言語とアイデンティティ ─ナショナリズムの政治
4.1 ナショナリズムの(再)創生
4.2 境界、家族/身体、国家を守る
エピソード7 スイスの境界の政治 ─排除の視覚的修辞の再コンテクスト化
エピソード8 英国の主流派ディスコース ─「彼らは私たちに属さない」
エピソード9 排除の常態化 ─「不法移民は出て行く」ことを求める
4.3 「母語」と市民権
エピソード10 「母語」と「ドイツ語オンリー政策」
第5章 反ユダヤ主義 ─否定の政治
5.1 永遠のスケープゴートとしてのユダヤ人
5.2 反ユダヤ主義的修辞を定義する ─「困ったときのユダヤ人」ストラテジー
5.3 ホロコーストの否定
5.4 オーストリアの事例
エピソード11 「ローゼンクランツ事件」
5.5 英国の事例
エピソード12 ニック・グリフィンと「クエスチョン・タイム」
5.6 まとめ ─挑発のストラテジー
第6章 パフォーマンスとメディア ─カリスマの政治
6.1 政治における「ニューフェイス」 ─新しい瓶に古い酒か 6.2 メディア、商品化、ブランド化
エピソード13 右翼ポピュリストの政治を演じる ─HCシュトラーヒェ
第7章 ジェンダーに基づく身体の政治 ─家父長制の政治
7.1 矛盾する現象、傾向といくつかの知見
エピソード14 ヘッドスカーフとブルカ ─身体の政治
7.2 妊娠中絶をめぐるアメリカの議論 ─ロー対ウェイド裁判に対するプロチョイス派のキャンペーンとその結末
エピソード15 女性の権利について男性が論争する ─妊娠中絶の場合
7.3 補遺
第8章 主流化 ─排除の常態化
8.1 ヨーロッパのハイダー化
8.2 主流化と常態化
8.3 生得的排外主義の身体の政治 ─東と西
8.4 恐怖をあおる政治
8.5 罠に陥るか、陥らないか
8.6 おわりに
付 録 右翼ポピュリスト政党一覧
1 オーストリア:オーストリア自由党(FPO)
2 ベルギー:フラームス・ベラング(VB)(フラーンデレンの利益)
3 ブルガリア:アタカ(攻撃党)(ATAKA)
4 キプロス:国家人民戦線(ELAM)
5 デンマーク:デンマーク国民党(DPP)
6 フィンランド:真のフィンランド人党
7 フランス:国民戦線(FN)
8 ドイツ:ドイツ国家民主党(NPD)
9 ギリシャ:国民正統派運動(LAOS)
10 ギリシャ:黄金の夜明け
11 ハンガリー:ヨッビク(より良いハンガリーのための運動)
12 イタリア:フォルツァ・ヌオーヴァ(FN)(新しき力)
13 イタリア:北部同盟(LN)
14 ラトビア:国民連合(「祖国と自由のために/LNNK」と「すべてをラトビアのために」の連合)
15 ノルウェー:進歩党(FrP)
16 ポーランド:法と正義(PiS)
17 ポルトガル:国家刷新党(PNR)
18 ロシア:自由民主党(LDPR)
19 スロバキア:スロバキア国民党(SNS)
20 スペイン:スペイン2000
21 スウェーデン:スウェーデン民主党(SD)
22 スイス:スイス国民党(SVP)
23 オランダ:自由党(PVV)
24 ウクライナ:全ウクライナ連合「スヴォボーダ」
25 英国:英国独立党(UKIP)
26 英国:英国国民党(BNP)
27 アメリカ:アメリカのティーパーティー運動
■ 原著情報 ■
The Politics of Fear: What Right-Wing Populist Discourses Mean by Ruth Wodak, SAGE Pubulications, Ltd.
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