上方講談 古典怪談の世界 近年、注目を浴びている、日本の伝統話芸「講談」。 「冬は義士 夏はおばけで飯を喰い」と川柳に詠まれたほど、 講談師は夏になると怪談を語ってきている。 クーラーのなかった時代、観客は講談師の語る世界に身をゆだね、 背筋を凍らせ、暑い夏を忘れた。 講談師の旭堂南湖が贈る古典怪談。 故きを温ねて新しきを知る。 名調子で語る「日本の怪談」ここにあり。 内容紹介 番町皿屋敷 その7「花魁の敵討ち」(29分) 恋に狂った青山主膳。寵愛していたお菊を用人、相川忠太夫の差し金で斬った。お菊の妹、大淀花魁が町奴の唐犬権兵衛に身請けをされると聞き、これを途中で奪い取ったが、お菊の亡霊が唐犬権兵衛をいざない、大淀は助けられた。さあ、どうなる。 番町皿屋敷 その8「大団円 解脱成仏」(19分) 青山主膳の屋敷跡は住む人もなく、主膳が切腹をしてから一年。草ぼうぼうと生い茂り、陰にこもって薄気味が悪い。隣屋敷に住む大久保彦六がここを通りかかると、長屋窓から覗いている水もしたたるいい女。豪胆な彦六が、その女の正体を見届けようと、門内へ入ると、女のか細い声で、 「一まーい、二まーい、三まーい……」 さあ、どうなる。 左甚五郎の龍(19分) 「名人は上手の坂をひとのぼり」という言葉があります。世の中に上手な人はたくさんいますが、これが名人となると少ない。左甚五郎はまさしく名人でありました。なんで左というのか。飛騨の高山から出たので名字を左にしたとか、またノミは左手に持つ。この甚五郎は左で持つノミが誠に上手であったところから左としたとか。あるいは、甚五郎は大酒飲みです。酒飲みのことを、左利きと言ったりします。これは、左手に持つノミと、酒飲みの飲みが繋がるところから、酒飲みのことを左利きと申します。大酒飲みだから左としたとか。他では、共産党に入っていたから左とか。これは冗談ですが。諸説あります。 水戸黄門珍遊記 その1「地獄から蘇った男」(18分) 私の師匠、三代目旭堂南陵が昭和50年代に、プロレス、野球、ヤクザの記事が沢山載っているスポーツ新聞に、毎週、講談を書いていました。 今は、電車で新聞を読む人も少なくなりましたが、スマホが発売される前、昭和のサラリーマンは電車通勤で、スポーツ新聞をよく読んでいました。この連載のタイトルが、梅里先生旅日記と言います。梅里先生とは水戸黄門のことです。 実は水戸黄門漫遊記は大阪の講談師が考えた物語なのです。元々、天下の副将軍、水戸光圀公は実在したんですが、水戸のご領内からほとんど外へ出なかったそうですね。その黄門さんに助さん、格さん、二人のお供をつけて、諸国を歩かせたのが講談師なんです。黄門様は水隠梅里という俳号がある。水戸に隠れる梅の里。黄門とは名乗らずに、水隠梅里と名乗ったりする。 ですから、師匠の連載も、水戸黄門が占い師、まじない師の先生、水隠梅里と名乗って旅をします。水戸黄門は講談として人気でしたが、やがてテレビ此為涉及輸出入規定之商品,無法使用經濟海運,購買前請先向客服人員確認。ドラマとなり、さらに人気が出ました。 テレビ此為涉及輸出入規定之商品,無法使用經濟海運,購買前請先向客服人員確認。が偉かったのは由美かおるを出したことですね。由美かおるが湯船に浸かりながら、ご当地の民謡を歌うシーンが一番視聴率が高かったそうですね。師匠の書いた梅里先生旅日記は、助さん、格さん、それから長次という男。三人のお供を連れて、諸国を漫遊している。別のタイトルとして、水戸黄門珍遊記と申します。 旅をしながら、珍しい人物、不思議な事件に出会う内容。毎回、一話完結になっていまして、怪奇趣味のある話も多く、また男性が読者ですから、エロチックな場面も出て参ります。さて、令和の現在ではどのような感想を持たれるでしょうか。 水戸黄門珍遊記 その2「魂の入った革袋」(15分) 黄門光圀公、相変わらず気楽な旅。助さん、格さん、長次の三人を供に連れ、奥州二本松の城下を目指して、ブラリブラリ。途中、茶店で昼酒を一杯やっていると。さあ、どうなる。 水戸黄門珍遊記 その3「巻きつく美女」(16分) 黄門光圀公、奥州棚倉の城下へ入っておいでになった。ここは内藤紀伊守、五万石の領分。長次が、 「御隠居様。何だかしみったれた町ですね。それに人通りもあまりねえようで、たまに会えばどいつもこいつも貧乏面をしてやがる。この分なら碌な宿屋はござんせんぜ」 「長次や。そう言うてやりなさるな。棚倉といえば有名な痩せた土地じゃ」 さあ、どうなる。 旭堂 南湖(きょくどう なんこ) プロフィール 講談師。 1973年生まれ。 滋賀県出身。 大阪芸術大学大学院修士課程卒業。 1999年、三代目旭堂南陵(無形文化財保持者・2005年死去)に入門。 2003年、大阪舞台芸術新人賞受賞。 2010年、文化庁芸術祭新人賞受賞。 2015年、『映画 講談・難波戦記-真田幸村 紅蓮の猛将-』全国ロードショー。主演作品。 2019年、CD「上方講談シリーズ4 旭堂南湖」発売。「血染の太鼓 広島商業と作新学院」「太閤記より 明智光秀の奮戦」収録。 OKOWA胎動出場 怪談グランプリ2019出場 怪談最恐戦2019ファイナル出場 東大阪てのひら怪談優秀賞受賞 ZOOMを使った「オンライン講談教室」も好評。 講談や怪談の語り方をマン・ツー・マンで懇切丁寧に指導し、普及に努めている。 ※仕様・収録内容は告知なく変更になる場合がございます。 <仕様> オーディオブックCD ■品番:9784775956809 ■JAN:9784775956809 ■発売日:2024.03.30 CD 2枚 117分 2024年3月発売 |
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